2019年05月30日

●仮店舗への移転と開局時間の変更のご案内●


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この度「倉敷市阿知3丁目東地区市街地再開発」の工事にともない約27ヶ月の間、薬局の場所を移転することになりました。

移転に伴い、まことに勝手ではございますが、

6月11日(火)〜6月20日(木)の期間をお休みさせていただきます。


現店舗(地図→★★★)は6月10日(月)をもちまして閉局し、6月21日(金)より仮店舗にて開局時間を変更して開局させていただきます。

●仮店舗住所●
〒710-0053 岡山県倉敷市東町10-1(地図→★★★

※お客様駐車場がございますのでご利用ください

●開局時間●
10:00〜18:30

※相談受付時間 北山進三 13:00〜18:00
        北山恵理 10:00〜18:30

皆様には、大変ご不便をおかけするかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


posted by なつめ at 10:00| 寿元堂薬局

2019年05月17日

女性特有の症状と漢方薬!

ぽかぽか陽気ではなく、暑いっっ!(;ω;)

気持ちの良い季節が一瞬で過ぎ去ってしまって、子供の頃と比べると「四季」はどこにいってしまったのだろう?と思ってしまう今日この頃ですが、女性の月経不順や月経痛のご相談が増えています。

女性特有の症状といえば、やはり漢方の得意とするところ。

気になる症状はなんでも早めに手をうっておくにこしたことはないですが、将来的なことを考慮すると月経が関係しているものは特に早めに対応していた方がよいでしょう。

今週は女性特有の症状について、リビング新聞(岡山)の「ここが知りたい漢方」の更新です(2019/5/17号)

漢方薬の剤型(煎薬、顆粒剤、錠剤)A.jpg

月経不順や月経痛で悩んでいる女性は多くいます。

しかし、それらを異常なことと思っていない人が少なくありません。 

重大な病気が隠れていることがあるので、まずは原因を調べてみることも大切ですが、多くの場合、女性特有の症状に漢方薬は高い効果を発揮します。

漢方では昔から「婦人の諸病の起りは月経の不調によるなり」などといわれ、月経の乱れが女性の病気の多くに関係していることが経験により理解されていました。

そして、月経不順や月経痛を改善する漢方薬が工夫されてきたのです。

漢方は経験を重視し、実際の効果を確かめながら発達した医学です。

使い方さえ間違わなければ効果が期待できるのは当然でしょう。

大切なことは、「月経不順には○○、月経痛には△△がよい」などと、病名や症状だけで一定の薬を決めつけないこと。

同じ病名や症状でも、一人一人の細かい状態は異なります。

服用する人の体質や症状に適する漢方薬を選んで試すことが、効果的な漢方薬の使い方につながります。

漢方薬は、西洋薬のホルモン剤や鎮痛剤のように、一時的に月経をコントロールしたり、痛みを抑えたりする効果は強くありません。

しかし、一時しのぎの効果ではなく、体の状態を整えることによって、月経不順や月経痛が起こらないように治してしまうことを目的とします。 

さて、女性のホルモンバランスの乱れを漢方では瘀血(おけつ)といいます。

月経不順や月経痛はもちろん、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫(のうしゅ)のほか、冷え症、不妊症、更年期障害・血の道症など、女性の不調の多くに瘀血が影響しています。

漢方薬で瘀血の状態を上手に整えることができれば、女性の病気が改善されやすいのです。

多くの場合、3カ月も服用すれば良い結果が得られます。

漢方の専門家によく相談して、上手に試しましょう。

月経困難症で市販の鎮痛剤を服用する人も多いのですが、その場しのぎの薬でなく、漢方薬で根本治療をしてほしいものです。

(北山 恵理)

2019年04月27日

長引くとつらい咳

咳は長引くと辛いものです。

夜咳き込んで寝つけなかったり、何回も繰り返す咳によって疲弊したり、あなどれません。

最近、咳のご相談が増えています。

そんな咳について、今週もリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(2019/4/26号)

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ここ数年、風邪をきっかけに咳だけが残って治らないという相談が増えています。

2〜4週間ほど咳が治まらない場合は、咳喘息(せきぜんそく)ということも。

喘息の特徴であるヒューヒューといった喘鳴はありませんが、喘息の前段階といわれているため注意が必要です。

咳の原因は、風邪などのウイルス、ハウスダストやダニなどのアレルギー、ストレスなどさまざまです。

咳止めや抗生物質などの西洋薬を服用してもなかなか治まらない咳には、漢方薬の効果が期待できることが少なくありません。 

咳は長引くとつらいものですから、早めに対処した方がよいでしょう。

咳の漢方薬で有名なものに麦門冬湯(ばくもんどうとう)があります。

顔が赤くなるまで咳き込むような激しい咳が発作的に出る人、痰(たん)がからんでなかなか切れない咳が出る人に適することが多い薬です。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、のどに何かはりついて取れない感覚があり、咳をするような人、不安症状や不眠症の人などに用いられることが多い漢方薬です。

参蘇飲(じんそいん)は、風邪の初期に寒気、発熱などがあり、咳、痰が残っているような人、普段から胃腸の弱い人の風邪に用いられることが多い漢方薬です。

漢方薬は診断名ではなく飲む人の症状や体質に合わせて適切なものを選びます。

悩んでいる症状によって上手に使い分けましょう。

(北山 恵理)

posted by なつめ at 10:00| リビング新聞−よもやま話−