2017年01月31日

寿元堂薬局の【漢方茶】始めます!

●●寿元堂薬局の漢方茶●●

突然ですがお知らせです。

現在準備中なのですが、2017年2月より、寿元堂薬局にて“漢方茶-Jugendo Daily Style-"を始めます。

“漢方茶"とは・・・

“漢方茶"とは日本の伝統医学である漢方で使用される生薬や、日本の民間療法として受け継がれてきた薬草を組み合わせたお茶です。

「日本に生まれ育った私たちの身体には、日本の気候風土に適応した自然のものが馴染みやすいはず」という考え方のもとに作りました。

病気になる手前の状態を未病といいます。

未病の改善は漢方が得意とする分野の1つであり、自覚症状がある場合は漢方薬で適切に対応すればよいでしょう。

しかし、自覚症状のない状態でも、私たちの身体は不調をきたさないよう調和を保とうと働いています。

ご自身の身体としっかりと向き合い、大切にしていただきたいという思いを込めて「漢方茶」を始めることにしました。

少しでも皆様の身体の調和を整えるお手伝いができればと思っています。

先人達が残してくれた日本の知恵を、日々の生活に楽しみながら取り入れてみませんか?

「漢方茶」は薬局内の一角で始めます。

月に3回ほど「漢方茶の日」という、漢方茶の相談のご予約をとる日を設けます。

2月は10(金)、20(月)、28(火)の3日間です!

皆様に漢方を身近に感じていただくため、今後イベントやWorkshopなど行っていく予定です。

漢方茶に関する情報は“漢方茶-Jugendo Daily Style-"のFacebookページ・ママステの情報発信ページでお知らせしていきますので、よろしくお願いします。

〇“漢方茶-Jugendo Daily Style-"のFacebookページはこちら→★★★

〇ママステの情報発信ページはこちら→★★★

〇寿元堂薬局TEL→086-422-3518(担当者 北山恵理)

※担当者が相談中または不在の場合は、折り返し連絡させていただく場合がありますのでご了承ください。
posted by なつめ at 09:22| 漢方茶

2017年01月26日

効き目の強さが変わる剤形

あっっ!!

という間に1月が終わろうとしています。

今日は旧暦の旧正月。

日本でも横浜や神戸の中華街なんかは春節の行事があるみたいですが、今日は賑やかにお祝いしているのかしら。

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さて、今週のリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(29/1/28号)

病院で処方してもらったり、ドラッグストアで購入したりして、顆粒(かりゅう)剤や錠剤の漢方薬を飲んだことがある人は多いことでしょう。

漢方薬の消費量の大部分がこの2種ですが、他にもいろいろな剤形があるので少し紹介しましょう。

「煎じ薬」は生薬(しょうやく)を火にかけ、煎じたものです。漢方薬本来の剤形で、漢方専門薬局ではよく利用します。

「丸剤」は粉末を蜂蜜などで固めたもので、ゆっくり、持続的に効かせたい漢方薬に選ばれます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や八味丸(はちみがん)は本来、丸剤で利用されていました。

「膏(こう)薬」は外用薬のことで、紫雲膏、中黄膏などがあります。

「洗薬」は生薬を煎じた液体で患部を洗ったり湿布するもの。

その一つ、苦参湯(くじんとう)は、苦参(クララの根)を煎じた液体で、湿疹や痔(じ)などに用います。

「酒剤」は酒を利用するものです。酒で煎じたり、酒で薬を飲むもので、漢方の古典には多く記載されています。

生薬を酒に漬ける、いわゆる薬用酒とは違うものです。

「吸い出し膏」は膏薬の形です。皮膚の下に膿(うみ)があり、なかなか出ないときに貼ると膿が出るというものです。

現在、洗薬、酒剤、吸い出し膏はほぼ利用されなくなり、剤形の種類も少なくなっています。

剤形によって、効き目の強さや手軽さなどが大きく変わります。詳しくは漢方の専門家にお尋ねください。

(北山 良和)
posted by なつめ at 18:07| リビング新聞−よもやま話−

2017年01月21日

中国古典の処方は侮れない!

寒さが増してきましたね〜(>_<)

寒い!!寒い以外の言葉が出てこない!!

世間ではインフルエンザ大流行のニュースや、トランプ大統領の就任式やらで落ち着かない感じですが、寿元堂薬局ではしもやけ注意報がでています。

悪化すると見た目にも痛々しいしもやけ。

この時期ちらほらと、しもやけの相談が増えてきます。

まだまだ寒い日が続くようですので、皆様お気をつけください(>_<。)

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今週もリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(29/1/21号)

新しい年を迎え、寒さも一段と増してきたように思います。

この時期、しもやけの相談が増えてきます。

しもやけは、凍瘡(とうそう)のことで、症状としては手足、耳、鼻、頰などが赤色から紫色に腫れ、温めるとかゆみを伴うことがあります。

悪化すると、水ぶくれを起こすこともあります。

女性や子どもに多く見受けられ、気温が冷え込む3月にかけて症状が現れやすいのが特徴です。

しもやけは漢方が得意とする症状の一つであり、よく用いられる漢方薬に当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)があります。

手足が強く冷える人に適する当帰四逆湯に、生姜と呉茱萸を加えて体の内部の冷えを改善する効果を高めたものです。

しもやけで毎年悩んでいる人であれば、症状が出ていなくても寒くなる前から飲んでおくと予防になります。

また、年間を通して飲めば体質が改善されてしもやけになりにくい体になれるでしょう。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、紀元200年頃に書かれたとされている中国の古い古典「傷寒論」に載っています。

はるか昔に考えられた処方が、西洋医学が主流の現在でも効果を発揮していることはすごいことです。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯以外にも、このような漢方薬はたくさんあります。

西洋医学も漢方もどちらも素晴らしい医学です。それぞれの長所を上手に利用しましょう。

(北山 恵理)

posted by なつめ at 16:26| リビング新聞−よもやま話−