2017年11月25日

胃の不調を改善する漢方薬

年末に向けて段々と街が賑やかになってきましたね(*^_^*)

先週末はブラックフライデーで一足先にセールもやってましたね!

この時期、何もなくてもそわそわしてしまうのは私だけでしょうか?

今週もリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(29/11/25号)

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今年も残り1カ月余り。

これからのシーズン、忘年会などが増え、つい暴飲暴食をしてしまう人もいるでしょう。

漢方薬に食べ過ぎ・飲み過ぎによる胃の不調を改善するものは多くあります。

その中に食欲不振、腹部膨満感、食後に腹が鳴り下痢をする時などに利用される平胃散(へいいさん)があります。

これは中国・宋の時代に裴宋元(はいえいげん)や陳師文(ちんしぶん)らによって編さんされたとされる医学書「和剤局方」に記載されています。

蒼朮(そうじゅつ)・厚朴(こうぼく)・陳皮(ちんぴ)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)・甘草(かんぞう)の6種類の生薬(しょうやく)が含まれます。

そして、平胃散に麦芽(ばくが)・神麴(しんぎく)・山査子(さんざし)という消化に特化した生薬が加えられた加味平胃散(かみへいいさん)があります。

麦芽は発芽したイネ科オオムギの穎果(えいか)、神麴はコメを蒸して酵母菌によって発酵させた麴、山査子はバラ科落葉低木のサンザシや高木のミサンザシの成熟果実を乾燥したものです。

麦芽・神麴はでんぷんの消化に優れ、米類や麺類などの消化を促し、山査子はタンパク質・脂質の消化に優れ、肉類の消化を促すとされています。

加味平胃散は消化不良、食欲不振を改善し、胃腸をスッキリさせ、暴飲暴食による胃腸障害によく利用されます。

年末には漢方薬が重宝するかもしれません。

(北山 良和)

posted by なつめ at 17:39| リビング新聞−よもやま話−

2017年11月18日

楊貴妃も好んで食した棗

食欲の秋。読書の秋。スポーツの秋。

そして、イベントの秋ですね!

今年はお天気に恵まれないことが多かったですが、週末になるといろんなところでイベントが開催されていましたね。

Jugendo Daily Styleとして、寿元堂のお茶をイベントで販売するときに一緒に持って行っていたのが棗(なつめ)です。

皆さん棗を見ると、「昔おやつに食べていたから懐かしい」という方や、「棗?なにそれ?食べれるの?」って方までいろいろでした。

11/19(日)に倉敷芸文館で開催される「パピママ祭り」にも持って行きます(*^_^*)

そんな棗について、今週もリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(29/11/18号)

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漢方薬の原料である生薬(しょうやく)には、植物・動物・鉱物などが用いられます。

植物由来のものが圧倒的に多く、葉・茎・根など薬用部位はそれぞれで、果実を用いるものもあります。その中から今回は、棗(なつめ)を紹介します。

棗はクロウメモドキ科ナツメ属の落葉広葉樹になる果実。初夏に芽が出ることが名前の由来だそうです。

日本では昔から庭園樹などに使われることが多かったようですが、最近では見掛けることが少なくなりました。

一方、中国では楊貴妃が好んで食べたとされ、「一日食三棗 終生不顕老」(1日3粒の棗を食べれば老いない)という言葉も残っているほど。

棗は生のままでも食べることができ、リンゴのような食感でほんのり甘くおいしい果実です。

棗の生薬名は大棗(たいそう)といいます。

胃腸の元気をつけたり、精神を落ち着ける働きがあるとされる以外に、他の生薬の刺激性を緩和させる矯味としても実に多くの漢方薬に含まれます。

棗を含む漢方薬には、虚弱で貧血傾向で、胃腸が弱い人に適することが多い六君子湯(りっくんしとう)、悲しみが強い人や赤ちゃんの夜泣きに使われることが多い甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)などがあります。 

漢方薬の効果の方向性は、構成生薬の1つだけでは判断することができません。

その漢方薬全体をみることが大切です。

漢方薬を試す際には専門家に相談しましょう。

(北山 恵理)

posted by なつめ at 14:01| リビング新聞−よもやま話−

2017年11月07日

山茱萸の季節です♪

山茱萸の季節がやってきました!

気にかけてみれば山茱萸の木は意外と近くにあるものです。

春にこんな花をつけている木、見た覚えはありませんか?

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去年、大阪の濱口さんにいただいた山茱萸ですっかりその美味しさにはまってしまった私。

今年こそ濱口さんと一緒に山茱萸を採りに行こう!と予定していたのですが、なんと台風22号とかぶってしまうという・・・(;д;)

その前の週の台風21号で不安になってしまった私は断念・・・。

濱口さん、大変申し訳ありませんでした。

しかしそんなチキンな私のために、今年も濱口さんが山茱萸を持ってきてくださいました(;ω;)

何度見ても真っ赤なグミのように可愛い実♡

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生薬になるとシワシワです・・・。

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濱口さんのご厚意に甘えきった今年は、かなり贅沢に漬け込みました!

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保存ビンがかなり大きいものなので少量に見えますが、実際はかなり多いです。

いただいた山茱萸も1.5kg近く・・・( ̄□ ̄;)!!

そして今回は師匠にも素敵なお土産が。

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神農さんが描かれているお湯呑みです。

角が生えている神農さんは中国の伝説上の人物とされており、百草を自ら嘗(な)めて薬草を見分けることで医薬の道を開いたと伝えられています。

もともと着物の絵付をされていた先生が染付をされたんだそうで、なんとも繊細で味のある染付です。

神農さんの周りには霊芝、細辛、人参があしらわれ、

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お湯呑の中を覗けば薬研(やげん)が。

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裏を見れば「寿元堂」の文字まで!

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えらく感激した師匠は薬局に飾るか、家に飾るか、お酒を飲む時に使うか(煎じ薬やお茶を飲む時に使うと言わないところが師匠らしい・・・)大変迷っておりました。

さんざん悩んだ結果、せっかくなので飾るだけではもったいないと嬉しそうに使っています。

濱口さんには今回もスッポンを捌いた(っっっ(; ゚ ロ゚)!!!)際のお話や、漢方の話を楽しく聞かせていただきました。

なんでも山口に用事があるらしく、その間1日余裕があるとわかると佐賀までひとっとびして山口県まで戻られるそうです。

本当はどこでもドアでも持っているんじゃないかという行動範囲。

いつも本当に有難うございます。

優しく経験豊富な漢方の先輩と巡り会えた私は恵まれていると思います。

ありがたや〜(*^_^*)
posted by なつめ at 19:08| 日記