2018年07月28日

夏こそ冷えの季節@笆[病に注意

この度の西日本豪雨災害で被害にあわれました皆様、またそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

猛暑が続いていますが、皆様大丈夫でしょうか?

熱中症への注意はもちろんのこと、室内の冷え過ぎにも注意が必要です。

今週もリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(30/7/28号)

079318.jpg

7月前半から記録的な猛暑日が続いています。

熱中症に注意が必要ですが、「冷房病」にも気をつけたいところです。

現在はスーパーやショッピングモールには必ず冷房が入っています。

うだるような暑い外から涼しい室内に入れば気持ちはいいのですが、長時間冷えた空間に居ることで、冷房病になる人がいるのです。

冷房病と呼ばれる症状として、足腰の冷え、倦怠感、食欲不振、便秘、頭痛、腰痛、不眠などがあります。

また、ホルモンの乱れを引き起こし、月経不順や月経痛の要因になることもあると考えられています。

冷房病に用いる漢方薬の一つ、五積散(ごしゃくさん)は、寒冷および湿気によって悪化する諸症状によく用いられ、応用範囲の広い薬です。

積(しゃく)とは停滞を意味し、五積は「寒・食・気・血・水」の5つの滞り≠フことで、体に害になると考えられています。

例えば、胃腸機能が低下したり、食べ過ぎたりして食べたものが胃に停滞して起こる胃もたれなどの諸症状は食積です。

食積から起こる腰痛や咳もあるので侮れません。

さて、冷房病にあたるのは寒積です。

冬場に外で体温を奪われて不調をきたすのも、夏場の冷房病も漢方においては同じ寒積といえます。

冷房や冷たい食物、飲み物を摂取する機会が多い夏こそ、冷えの季節と言えるかもしれません。

体を冷やしすぎないよう注意しましょう。

(北山 恵理)

posted by なつめ at 17:00| リビング新聞−よもやま話−