2018年08月10日

漢方薬と間違いやすい身近なクスリ

お盆休みのため、まことに勝手ではございますが8月11日(土)〜8月17日(金)はお休みとさせていただきます。

8月18日(土)より通常通り開局いたします!

また、リビングカルチャースクールのお席が徐々に埋まってきております。

ご希望の方はお早めにお申込みくださいm(_ _)m

お休み前に、リビング新聞(岡山)の「ここが知りたい漢方」の更新です(30/8/4号)

漢方薬の剤型(煎薬、顆粒剤、錠剤)A.jpg

漢方薬ではないものを漢方薬だと誤解している人は多いものです。

漢方薬は、基本的に複数の生薬(しょうやく)を漢方の考え方で配合したものです。

有名な葛根湯も7種類の生薬が含まれています。

また、漢方薬の特徴は病名だけでなく、体質・症状に適したものを選んで服用します。

生薬のほとんどが植物由来であるため植物を原料にしたもの〞を漢方薬と誤解することが多いようです。

漢方薬と間違いやすいものには、次のようなものがあります。

●中医学の薬 
漢方の本場を中国と誤解している人は、現在の中国の医学である中医学の薬と漢方薬を混同している人が多いようです。
漢方と中医学は、考え方にも、薬の使い方にも大きな違いがあります。

●家伝薬 
特定の家や寺社に伝わる秘伝の薬の多くは、漢方薬が基になっています。更年期障害の薬、小児用の五疳(ごかん)薬など歴史のある薬がありますが、漢方薬とは違って体質は考慮せず、病名や症状のみを目安に使われています。

●民間療法の薬草 
日本の民間薬は古くから民間伝承されてきました。
どくだみ、げんのしょうこ、せんぶりなどの薬草が有名です。漢方薬のような独特の治療体系はなく、1〜数種類の薬草を「いぼ取りにヨクイニン」「便秘にはどくだみ」というように、病名や症状だけに併せて用います。

●健康食品・サプリメント 
健康食品の中にも植物を使ったものがあるので漢方薬と間違えることがあるのでしょう。
健康食品やダイエット食品の中には、漢方薬のようなイメージと効果を宣伝しているものがありますが、一般的に薬としての効果はありません。

●健康茶 
嗜好(しこう)品として飲むお茶の類は、ある程度の効能があっても弱いものです。

これらは優劣をつけられるものではありません。

自分の目的に合ったものを上手に利用していただきたいと思います。

(北山 恵理)



●●リビングカルチャースクールのお知らせ●●
寿元堂スタッフの北山恵理がリビングカルチャースクールで講師をさせていただくことになりました。
漢方の歴史や考え方、漢方の長所や短所、薬の形による違いなどについてお話させていただく予定です。
漢方薬本来の形である「煎じ薬」の試飲や、漢方薬の原料である生薬を味わいながら、ゆっくり楽しく学びましょう♪

【日 時】 9/5、9/19、10/3、10/17(隔週水曜、全4回)
      19:00〜20:30 
【受講料】 5,184円(4回分)
【教材費】 1,000円(4回分)
【講 師】 北山恵理 
【会 場】 リビングカルチャー教室(北区中山下) 
【申込み】 リビング事業社 → 電話1(プッシュホン) 086(235)2433
      ※土・日曜、祝日休業
      ネットからも申込みできます→★★★


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posted by なつめ at 16:00| ここが知りたい漢方