『薬の館』を後にした私達が向かったのは、薬草料理が食べられることで有名な『大願寺』さんですヾ(。・ω・。)
美味しい薬草料理にありつくにはこの石段を登ります。

『薬の館』を満喫しすぎて他の方に遅れをとっていた私達は、急いで『大願寺』さんの中へ。
(でも外観の写真は忘れません!(。・ω・)ノ)

お部屋に通され、現地で合流した方々の自己紹介。
それぞれ立場は違えど生薬、植物、漢方などに詳しいスペシャリストの方々でした!
私はその中のお一人と隣の席になり、色々教えていただきながらのお食事タイム。
なんでも『傷寒論』という、漢方を勉強するのに欠かせない古い医学書の中に出てくる生薬が、大阪府内でどれだけ集めれるかという研究をされているそう。
※存在はするけれど実際に収集してはいけない場合は、もちろん収集していないそうです
その行動力と熱意に脱帽ですっ!
肝心のお料理ですが・・・
(※これ以降の写真のセンスのなさはお気になさらないようにお願いします(;ω;))
どんっっ!!

上品で可愛らしいですね( ´艸`)
右上の小鉢に入った胡麻豆腐は吉野本葛を使用しているものです。
胡麻豆腐とは別に、吉野本葛のお刺身もありました。

プルプルして絶妙な食感で大満足!
煮物は飛龍頭(ひりょうず)のあんかけ。

飛龍頭とは関西でいう「がんもどき」のことです。ちなみに「ひろうず」「ひろうす」ともいいます。
昨年、岡山のおでんやさんでメニューに「ヒローズ」と書いてあったけれど、がんもどきのことだったんですね。食べればよかった・・・。
飛龍頭の上にお大根のひょうたんが!

こういう細かいお仕事が女心をくすぐります(*´∀`*)
薬草の天ぷらも、衣が薄く美味でした!!

ユキノシタ・ヨモギ・ドクダミ・トウキ・ゲンノショウコ。
葉っぱの下に大棗(ナツメ)の実を揚げたものも隠れていました。
甘くて美味しい〜( ´艸`)
でも、私が1番感動したのがトウキ!
口に入れた瞬間、トウキの匂いや風味が広がります!
可能であればもう1枚食したかった・・・(;ω;)
そして、ご飯ものには黒米です。

器が黒く、黒米が目立たないのが残念ですが、プチプチもちもちした食感。
最後にデザート。

左の竹の器はドクダミのシャーベットでした。
あえてドクダミで勝負をするのかと食べる前はドキドキでしたが、口に入れると意外にさっぱり。
デザートも完食し、ごちそうさまですヽ(*´∀`*)ノ.+゚
今回の献立はお箸の袋に書いてくださっています。
※季節によって内容の変更あり

薬草づくしのお料理を堪能できる『大願寺』さん、是非1度足を運んでみてはいかがでしょうかヾ(o´∀`o)ノ
おなかいっぱいで苦しい状態で皆で記念写真を撮った後、は本命の『森野旧薬園』を目指して『大願寺』さんを後にします。
次回で最後ですよーヾ(。・ω・。)