気にかけてみれば山茱萸の木は意外と近くにあるものです。
春にこんな花をつけている木、見た覚えはありませんか?

去年、大阪の濱口さんにいただいた山茱萸ですっかりその美味しさにはまってしまった私。
今年こそ濱口さんと一緒に山茱萸を採りに行こう!と予定していたのですが、なんと台風22号とかぶってしまうという・・・(;д;)
その前の週の台風21号で不安になってしまった私は断念・・・。
濱口さん、大変申し訳ありませんでした。
しかしそんなチキンな私のために、今年も濱口さんが山茱萸を持ってきてくださいました(;ω;)
何度見ても真っ赤なグミのように可愛い実♡

生薬になるとシワシワです・・・。
濱口さんのご厚意に甘えきった今年は、かなり贅沢に漬け込みました!
保存ビンがかなり大きいものなので少量に見えますが、実際はかなり多いです。
いただいた山茱萸も1.5kg近く・・・( ̄□ ̄;)!!
そして今回は師匠にも素敵なお土産が。
神農さんが描かれているお湯呑みです。
角が生えている神農さんは中国の伝説上の人物とされており、百草を自ら嘗(な)めて薬草を見分けることで医薬の道を開いたと伝えられています。
もともと着物の絵付をされていた先生が染付をされたんだそうで、なんとも繊細で味のある染付です。
神農さんの周りには霊芝、細辛、人参があしらわれ、
お湯呑の中を覗けば薬研(やげん)が。
裏を見れば「寿元堂」の文字まで!
えらく感激した師匠は薬局に飾るか、家に飾るか、お酒を飲む時に使うか(煎じ薬やお茶を飲む時に使うと言わないところが師匠らしい・・・)大変迷っておりました。
さんざん悩んだ結果、せっかくなので飾るだけではもったいないと嬉しそうに使っています。
濱口さんには今回もスッポンを捌いた(っっっ(; ゚ ロ゚)!!!)際のお話や、漢方の話を楽しく聞かせていただきました。
なんでも山口に用事があるらしく、その間1日余裕があるとわかると佐賀までひとっとびして山口県まで戻られるそうです。
本当はどこでもドアでも持っているんじゃないかという行動範囲。
いつも本当に有難うございます。
優しく経験豊富な漢方の先輩と巡り会えた私は恵まれていると思います。
ありがたや〜(*^_^*)