2018年03月16日

花粉症のときに試したい漢方薬

昨年に引き続き、花粉症の症状が出ています。

甘い物ばかばか食べてたせいもあるかと…とほほ…

甘い物食べ過ぎると花粉症だけでなく、冷えにも影響することが少なくありません。

無理のない範囲でほどほどにしておきましょう。

さて、今週もリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(30/3/17号)

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花粉症のつらい季節がやってきました。

現在、日本では4人に1人が花粉症だといわれています。

特に、2月から4月にかけて飛散するスギ花粉で悩んでいる方は多いことでしょう。

花粉症の代表的な症状と言えば、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。

その中でも、さらさらした鼻水が垂れてくるのは困ったものです。

私も昨年の今の時季に、下を向けば鼻水が垂れてきて往生しました。

さらさらした鼻水が垂れ、くしゃみが出て困るような時によく用いられる漢方薬に、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)があります。

この薬は、体の中から温め、鼻水やくしゃみなどの体内の余分な水分を排出してくれる生薬(しょうやく)から構成されています。

もし、錠剤や粉薬の小青龍湯を試して効果がなければ、漢方薬本来の形である煎じ薬で試してみるのもよいでしょう。

私自身、花粉症で困っている時に、手軽な粉薬で症状が治まらなかったので、粉薬と同じ漢方薬を煎じ薬をつくって飲んだところ約10分後には症状が治まった経験があります。

改めて薬の剤型によって効果が異なることを実感したものです。

小青龍湯のほかにも、花粉症の症状に用いる漢方薬は多くありますが、漢方は飲む人の症状や体質によって薬を選ぶ必要があります。

専門家に相談しながら上手に漢方薬を利用しましょう。

(北山 恵理)
posted by なつめ at 17:01| リビング新聞−よもやま話−