2017年11月07日

山茱萸の季節です♪

山茱萸の季節がやってきました!

気にかけてみれば山茱萸の木は意外と近くにあるものです。

春にこんな花をつけている木、見た覚えはありませんか?

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去年、大阪の濱口さんにいただいた山茱萸ですっかりその美味しさにはまってしまった私。

今年こそ濱口さんと一緒に山茱萸を採りに行こう!と予定していたのですが、なんと台風22号とかぶってしまうという・・・(;д;)

その前の週の台風21号で不安になってしまった私は断念・・・。

濱口さん、大変申し訳ありませんでした。

しかしそんなチキンな私のために、今年も濱口さんが山茱萸を持ってきてくださいました(;ω;)

何度見ても真っ赤なグミのように可愛い実♡

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生薬になるとシワシワです・・・。

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濱口さんのご厚意に甘えきった今年は、かなり贅沢に漬け込みました!

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保存ビンがかなり大きいものなので少量に見えますが、実際はかなり多いです。

いただいた山茱萸も1.5kg近く・・・( ̄□ ̄;)!!

そして今回は師匠にも素敵なお土産が。

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神農さんが描かれているお湯呑みです。

角が生えている神農さんは中国の伝説上の人物とされており、百草を自ら嘗(な)めて薬草を見分けることで医薬の道を開いたと伝えられています。

もともと着物の絵付をされていた先生が染付をされたんだそうで、なんとも繊細で味のある染付です。

神農さんの周りには霊芝、細辛、人参があしらわれ、

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お湯呑の中を覗けば薬研(やげん)が。

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裏を見れば「寿元堂」の文字まで!

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えらく感激した師匠は薬局に飾るか、家に飾るか、お酒を飲む時に使うか(煎じ薬やお茶を飲む時に使うと言わないところが師匠らしい・・・)大変迷っておりました。

さんざん悩んだ結果、せっかくなので飾るだけではもったいないと嬉しそうに使っています。

濱口さんには今回もスッポンを捌いた(っっっ(; ゚ ロ゚)!!!)際のお話や、漢方の話を楽しく聞かせていただきました。

なんでも山口に用事があるらしく、その間1日余裕があるとわかると佐賀までひとっとびして山口県まで戻られるそうです。

本当はどこでもドアでも持っているんじゃないかという行動範囲。

いつも本当に有難うございます。

優しく経験豊富な漢方の先輩と巡り会えた私は恵まれていると思います。

ありがたや〜(*^_^*)
posted by なつめ at 19:08| 日記

2017年09月14日

師匠と漢方勉強会へ。

先週の日曜日は大阪の勉強会に師匠と参加してきました!

私は午前中友人の結婚式があったので、少し遅れての参加でした。

今回も、あーだこーだと漢方について語り合い・・・Y先生と師匠の掛け合いも面白く・・・

こちらは勉強会の1コマです。

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師匠が黒板に書いているのは理論が大切だということではありません。

「傷寒論や万病回春、古今方彙など色々な古典の処方や主治を学び、お客様から教えていただいた臨床の経験を踏まえて自分なりの漢方薬の使い方を学んでいけばよい」

「漢方の世界では理論は経験から創られたものなので、理論は大切だけども応用は難しい。実際に目の前で起こっているものを注視しないで、理論ばかりに振り回されてはいけない」

ということを説明している場面です。

師匠が黒板に書いた、漢方を学ぶ上でのバイブルとされている『傷寒論(しょうかんろん)』。

そこには113処方の漢方薬が載っています。

113処方という数を聞いて「多いな」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、『傷寒論』の「傷寒」とは風邪の症状や発熱を伴う感染症などの急性熱性疾患のこと。

現在では風邪や感染症などの急性疾患には西洋医学で対応することが多く、『傷寒論』に載っている113処方の出番が多いわけではありません。

また、現在保険適用されているエキス製剤(錠剤や顆粒剤)は148処方あり、そのうち30処方程度がこの『傷寒論』に載っている漢方薬です。

現在でも風邪(傷寒)によく用いられる葛根湯や麻黄湯、麻黄附子細辛湯などは病院でもらったことのある方も多いのでは?

ですが、私たち漢方家が『傷寒論』だけを読み込んだところで保険適用されている1/5程度の処方にしかなじめませんし、その30処方も使用頻度が高いものばかりではありません。

師匠は常々「色々な古典に慣れろ」と言っています。

漢方を学ぶ上で、古典から得られることがすごく多いのです。

そして、勉強会後の親睦会に参加されていた先生方の中に、師匠がうなるほどの知識と経験をお持ちの先生がおられました。

折衷派の師匠と、古方派のその先生とで話は盛り上がり、親睦会の間に何度も握手を交わしていました(*^_^*)

流派は異なれど臨床で活躍されている先生とは通じることが多く、「あの先生は素晴らしい先生だ!!」と師匠は岡山に帰ってきても興奮さめやらぬ様子。

親睦会から5日も経つのにまだ感激が残っているようで・・・(笑)

私はというと、大阪の勉強会に行くたびに刺激をもらっています。

近くとも遠くとも、同じ方向を向いて頑張っている仲間がいるということは素晴らしいことですね。

posted by なつめ at 10:52| 日記

2017年08月03日

山茱萸をいただいていたので・・・

遡ること10ヶ月前、またまたHさんに珍しいものをいただいておりました!!(人´∀`)

以前に漢方の勉強会で大阪に行き、お忙しいHさんに無理を言ってお会いした時にHさんから名出しOKのお許しが出たので改めて紹介させていただきます。

今までHさんと紹介していたのは、漢方史家の濱口昭宏さんのこと。

100歳くらい生きてるんじゃないかな?というくらい(失礼・・・(笑))大変大変博識で、私もいつも色々なことを教えていただいています。

薬草が自生しているところに濱口さんあり!と言いたくなるような行動力をお持ちで、全国各地の色々なところに薬草の採集・観察をされておられる方です。

私と同世代とは思えないような(再び失礼(笑))文章力をお持ちでブログもされています→蒼流庵随想

そんな濱口さんに昨年いただいた山茱萸です!

見てください!!

この大量の山茱萸ヾ(。 ̄□ ̄)ツ 

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つやつやしてグミみたいで可愛い子たちです♡

昨年の7月にいただいた山茱萸のお酒が大変美味で、「私もつくりたーい!!」と散々わめき散らしたものの山茱萸がどこに自生しているのかわからず・・・

濱口さんの山茱萸採取の旅にお伴しようと思うも都合がつけれず・・・

山茱萸を自分で収穫して漬ける!というのが醍醐味だと思っていたのですが、売られているものか生薬の乾燥したもので試そうか諦めモードになっていたところに濱口さんが山茱萸を送ってきてくださいましたー!!

なんと優しい・・・!!。:゚(。ノω\。)゚・。

送ってくださった山茱萸はなんと2Kg以上っっ!!ヾ(。 ̄□ ̄)ツ

収穫に4時間もかかったそうです・・・本当にありがとうございます。:゚(。ノω\。)゚・。

早速ホワイトリカーと氷砂糖と一緒に漬けこみ美味しくなーれ♪とお祈りをしておりました(●´∀`)ノ

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漬け込んだホワイトリカーはなんと一升瓶5本分・・・(笑)

それをついについに先日飲むことに!!

どれだけ待ち望んだことか!!

9ヶ月漬け込みました!!

小洒落たビンに分けてこんな感じに。

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山茱萸の実は漬け始めて1ヶ月ほどで取り除いたのでなくなっていますが、良い色をしています(*^-^)

友人と飲んでみましたが、甘酸っぱくて美味しい!!

ホワイトリカーや氷砂糖の割合を変えて試してみましたが、山茱萸の実を多めに濃く漬けているものの方が私好みでした♡

濱口さんによると、もっと色も味も変化していくので、その過程も楽しめるそうです♪

しかし変化がわかるほどちびちびと飲みながらお酒が足りるのかどうかが心配です・・・(。´-д-)

まだホワイトリカーのとげとげした感じがとれていなかったので、日本酒なんかに漬けるとまろやか〜になるのかなぁと思いながら夏の暑さに負けぬようちびちびと飲んでいます。

皆さんも機会があればご自身で漬け込んでみてはいかかでしょうか?(*^-^)

posted by なつめ at 16:14| 日記