2023年02月25日

ダイエットと漢方薬

「漢方薬でダイエット」

非常に多くの人の興味を引く見出しだと思いますし、実際にダイエットに関するお問合せは多くあります。

少し前の記事になりますが、ダイエットと漢方薬について書きましたのでご紹介します。

“さりお”(2023/2/3号)の記事です。

 ブログ 【さりお ここが知りたい】用.jpg

 最近、「ダイエットに効果がある漢方薬はありますか」という質問をいただく機会が増えました。何も努力しないで、ただ漢方薬を飲むだけで痩せることができればうれしいですよね。
 ダイエットという名目で販売されている漢方薬では、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、大柴胡湯(だいさいことう)などが有名です。
 これらの薬を飲んで実際に痩せた人もいます。しかし、・・・

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現在はネットやSNSが普及し、欲しいものを手軽に手に取ることができるため、便利である反面、注意が必要なケースもあります。

昨年の10月にも、痩せるゼリー、チョコを販売していた女性が逮捕されました。
これらの商品に含まれていたのは、シブトラミンという厚労省未承認の成分です。シブトラミンには食欲を抑制する作用があるとされており、アメリカで肥満治療に用いられていました。しかし、副作用によって54人もの死者が出るという深刻な健康被害があり、現在は販売中止になっていいます。
今回ゼリーやチョコを購入した人の中にも動悸や吐き気などの健康被害が報告されており、厚生労働省が注意喚起を行っています。

観光で倉敷に来られ、薬局に立ち寄られた人の中には「韓国から取り寄せた漢方薬を飲むと確かに痩せるが、体の調子が悪くなるので怖くてやめた」という経験をされた人も。

「本当に誰が摂取しても不都合なく確実に痩せられるものが存在すれば、既に太っている人はこの世の中にいないのでは?」とテレビで誰かが言っていました。

ネットやSNSの情報などに安易に踊らされないよう注意しましょう。

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 漢方専門 寿元堂薬局
  岡山県倉敷市阿知3丁目9−1
  あちてらす倉敷 北館1F
  TEL:086-422-3518
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posted by なつめ at 13:48| さりお ー ここが知りたい漢方 ー

2022年05月28日

喘息や寒暖差アレルギーの漢方

あちてらす倉敷への移転から10ヶ月が経とうとしています。

少しずつ落ち着きを取り戻している寿元堂薬局です。

「寒暖差が激しく体調を崩しやすい季節ですので、ご自愛くださいね」

今年に入って何度この言葉を口にしたでしょう。

1月にも春のように暖かい日がありました。
なかなか暖かくならないと思っていれば、夏日のような日があり、そうかと思えばまた冷え込む・・・。
しんどくない人はいらっしゃるのかしら、という日々が続いております。

特に気管支が弱い人は、このような季節が長引いて辛いことと思います。

少し前の記事になりますが、喘息や寒暖差アレルギーなどの寒暖差によって悪化しやすい症状に用いられる漢方薬について書きましたのでご紹介します。

“さりお”(2022/3/4号)の記事です。

ブログ 【さりお ここが知りたい】用.jpg

 今年はぐっと冷え込む日が多く、1月は珍しく倉敷でも何日か雪が降っていました。一方で、昼間は暖かい日もあり、寒暖差がこたえる症状で悩んでいる人には辛い時季かもしれません。
 寒暖差が悪い影響をあたえやすいものの一つに、気管支の症状があります。気管支喘息(ぜんそく)、咳(せき)喘息などは代表的なものですが、最近では寒暖差アレルギーによる症状も増えてきているようです。
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 漢方専門 寿元堂薬局
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posted by なつめ at 00:00| さりお ー ここが知りたい漢方 ー

2020年11月05日

健康維持に役立つ高麗人参は万能薬?

一気に夏から秋(冬)へ。

最近は急激な気候の変化で体調を崩される方が大変多いです。

皆さん、「自分は大丈夫」と思わず早め早めに休んで養生してくださいね。

今回の連載記事は、生薬の中でも有名な高麗人参について書いてみました。

変な気候やコロナや健康を脅かすものが多いせいか、お問い合わせも増えたように思います。

“さりお”(2019/9/4号)の記事です。

漢方薬の剤型(煎薬、顆粒剤、錠剤)A.jpg

日本では徳川吉宗の時代に世界初の栽培に成功

 高麗人参(こうらいにんじん)は、朝鮮人参とも御種(おたね)人参とも呼ばれ、古くから健康維持に役立つ薬草として珍重されてきました。
 世界最古の薬草書である中国の「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」にも、高麗人参の薬効が記載されています。また、中国の始皇帝をはじめ、フランスの思想家ルソーなどの歴史上のさまざまな著名人が常用していたことでも有名です。
 日本に残る高麗人参の古い記録では、天平11年(739年)に渤海(ぼっかい)の文王(ぶんおう)
が高麗人参30斤(1斤=600g)を聖武天皇に贈ったという記述が残っています。

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posted by なつめ at 15:00| さりお ー ここが知りたい漢方 ー