2018年06月14日

女性に多い悩みの漢方サイトのお知らせ

以前から、漢方薬を試す上でまとめサイトのようなものが欲しいとご要望をいただいたので、この度、寿元堂薬局での「女性に多い悩み」についてのサイトを作成しました。

こちらからどうぞ→★★★

画像をクリックしてもサイトにとびます。
kaba-shasin-5..jpg


寿元堂薬局HPからもリンクさせています。

段々と暑さが増してきていますが、最近意外と多いのが冷え症のご相談です。

実は、夏こそ冷えの季節。

暑い時期に体をととのえたい、夏の冷房が体にこたえる、など理由は様々ですが、「冷えをなんとかしたい」という思いはひしひしと伝わってきます。

そんな冷え症と、季節を問わずご相談が多い不妊のページは完成しておりますが、その他の月経に関する症状については現在ページを作成している段階です。

月経痛などにも漢方薬が効くと知らない方も多いのですが、月経に関する症状は漢方薬の得意分野です。

こんな病気や症状にも漢方薬を試す価値があるということを知っていただければ幸いです。
今後も寿元堂薬局でよくある女性の病気や症状のページを増やしていけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。

また、「女性の方に相談にのっていただきたいのですが・・・」というご要望も少なくありません。

女性の悩みは月経と密接に関係している場合が多いので、女性が漢方相談をする上で月経に関する情報収集は欠かせません。

ですが、月経のことは男性には話しにくいという方もいらっしゃいます。

漢方の相談をする者が女性を希望される場合には、その旨を遠慮なくお伝えください。
posted by なつめ at 15:32| 寿元堂薬局

2018年06月12日

寿元堂グッズ

神出鬼没の生薬探偵こと濱口昭宏さん。

ある日の夕方、薬局の奥で仕事をしていた私。

誰かが来局したであろうチャイムの音とともに、師匠の驚きの声とスタッフの笑い声が聞こえてきました。

「一体なにごとだ?」と思いながら、表に出てみると…。

生薬探偵だ−っ!!(笑)

以前、お会いした日からあまり期間があいておらず「あれ?あの人が住んでるの岡山県だったっけ?」と思ってしまったのは秘密です。
※生薬探偵は大阪在住です。

もはやこのブログの日記は濱口さんのためにあると言っても過言ではありません(笑)

この度はムラサキを見に行かれていたそうで、前回の太子参は楽勝とおっしゃっていましたが、今回は少々手こずったそう。
(※注:濱口さんの楽勝は、おそらく一般人の楽勝とは異なります)

ムラサキの根は生薬名を紫根(しこん)といい、紫根牡蛎湯や紫雲膏(軟膏)などに用いられます。

漢方薬以外に化粧品に多用されている「シコン」と言えば、ピンとくる女性は多いのではないのでしょうか?

貴重な植物が数ある中で、ムラサキの貴重さは群を抜いているとのこと。

岡山にも1株だけあったという報告が1例あるみたいですが、今では…というレベルだそうです。

そんなムラサキの話をお伺いしていると、またド○えもんのようにごそごそと何かを取出し師匠に渡す濱口さん。

なんと、また寿元堂グッズを持ってきてくださいました!

こちらのワイングラスです(*^_^*)

IMG_1885.jpg

一体どれだけの引出しがあるのか…濱口さん、すごいです。

寿元堂の名前入りの寿元堂グッズが増え、喜びのあまり師匠が晩酌用にしていたお湯呑みも薬局に持ってきて飾っています♪

皆さん、薬局に来ることがあれば是非ご覧ください〜。

濱口さん、この日も大変楽しい時間を有難うございました。
posted by なつめ at 18:00| 日記

2018年06月09日

弱った心臓に漢方が効きますか?

全国的に今年は早い梅雨入りですね。

岡山も先日、例年よりも2週間も早く梅雨入りしました。

うちのお庭では、ガクアジサイの1つである「隅田の花火」が満開です(*^_^*)

いつもは白色だったのですが今年はほんのりピンク色。

八重咲でよけいと可愛いです。

IMG_1854.jpg

今週のリビング新聞の漢方Q&A(2018/6/9号)の更新です。

Q.弱った心臓に漢方が効きますか?
 
 数年前から不整脈があります。脈が結滞することが多く、時に動悸(どうき)がして不安です。心房細動といわれていますが、病院で薬は出ていません。漢方が効くでしょうか。(72歳、男性)

A.多くの漢方薬が使い分けられます

 心臓は1日に約10万回も電気的な刺激によって収縮と拡張を繰り返しています。病気、加齢、ストレスなど、何らかが影響して電気刺激が変調して不整脈が起きます。

 心房細動は高齢者に多く、心臓の上部の心房が不規則に震え、心臓がきちんと収縮できなくなり不整脈が起こります。

 西洋医学では薬物治療と心臓カテーテルによるアブレーション治療があります。アブレーション治療はカテーテルを使って心臓内の不整脈の原因となる異常な部分を焼いて治療するものです。

 脈の結滞がひどくなるとペースメーカーが必要となることがあります。

 しかし、抗不整脈薬は副作用の心配があるせいか、寿元堂薬局に相談に来られた人で薬を飲んでいたのは1人だけでした。アブレーション治療は、高度な専門性を要するので、慎重に行われなければなりません。

 最近のペースメーカーは機能もよく、装着しても日常生活の不便はあまりないようですが、携帯電話などの電磁波の影響には注意が必要です。

 漢方はどうでしょうか。漢方薬を適切に使えば副作用の心配はほとんどないので、動悸や不整脈で悩んでいる人は試してよいと思います。

 当薬局の過去の経験では、不整脈の治療にペースメーカーが多く使われていたころには、漢方の効果でペースメーカーの適応から改善した人が何人もいました。私の祖母も90歳の頃に心房細動と診断され、不整脈と胸痛を訴えることがしばしばありましたが、漢方薬を数年続けて飲むだけで治ってしまいました。

 今でも、不整脈や動悸には漢方で対応しやすいケースが多くあると思っています。

 不整脈の改善によく使われる牛黄(ごおう)という漢方薬があります。

 牛黄は、牛の胆石を乾燥させたもので、多くの病気に応用されますが、心臓の薬としても定評があります。六神丸や救心など心臓病に利用される製剤の主剤にもなっていますが、牛黄は良質の粉末を飲むのが最も効果的かつ効率的です。

 そのほか、多くの漢方薬が使い分けられますが、一般に入手しやすい漢方薬を紹介します。

●柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
体力があり、不安を感じ、便秘がある人に。

●柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
前方が適するような状態で便秘がなく虚弱な人に。

●桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
不安や神経過敏がある虚弱な人に。

●炙甘草湯(しゃかんぞうとう)
動悸が強く、疲れやすい人に。

●苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)
めまいや立ちくらみがある人に。

(北山進三)
posted by なつめ at 17:00| リビング新聞−漢方Q&A−