2017年11月07日

山茱萸の季節です♪

山茱萸の季節がやってきました!

気にかけてみれば山茱萸の木は意外と近くにあるものです。

春にこんな花をつけている木、見た覚えはありませんか?

59f91021720d82ad85974453669ae341_m.jpg

去年、大阪の濱口さんにいただいた山茱萸ですっかりその美味しさにはまってしまった私。

今年こそ濱口さんと一緒に山茱萸を採りに行こう!と予定していたのですが、なんと台風22号とかぶってしまうという・・・(;д;)

その前の週の台風21号で不安になってしまった私は断念・・・。

濱口さん、大変申し訳ありませんでした。

しかしそんなチキンな私のために、今年も濱口さんが山茱萸を持ってきてくださいました(;ω;)

何度見ても真っ赤なグミのように可愛い実♡

IMG_0335.jpg

生薬になるとシワシワです・・・。

IMG_0339(1).JPG

濱口さんのご厚意に甘えきった今年は、かなり贅沢に漬け込みました!

IMG_0338(1).JPG

保存ビンがかなり大きいものなので少量に見えますが、実際はかなり多いです。

いただいた山茱萸も1.5kg近く・・・( ̄□ ̄;)!!

そして今回は師匠にも素敵なお土産が。

IMG_2689.JPG

神農さんが描かれているお湯呑みです。

角が生えている神農さんは中国の伝説上の人物とされており、百草を自ら嘗(な)めて薬草を見分けることで医薬の道を開いたと伝えられています。

もともと着物の絵付をされていた先生が染付をされたんだそうで、なんとも繊細で味のある染付です。

神農さんの周りには霊芝、細辛、人参があしらわれ、

IMG_2690.JPG

お湯呑の中を覗けば薬研(やげん)が。

IMG_2688.JPG

裏を見れば「寿元堂」の文字まで!

IMG_2687.JPG

えらく感激した師匠は薬局に飾るか、家に飾るか、お酒を飲む時に使うか(煎じ薬やお茶を飲む時に使うと言わないところが師匠らしい・・・)大変迷っておりました。

さんざん悩んだ結果、せっかくなので飾るだけではもったいないと嬉しそうに使っています。

濱口さんには今回もスッポンを捌いた(っっっ(; ゚ ロ゚)!!!)際のお話や、漢方の話を楽しく聞かせていただきました。

なんでも山口に用事があるらしく、その間1日余裕があるとわかると佐賀までひとっとびして山口県まで戻られるそうです。

本当はどこでもドアでも持っているんじゃないかという行動範囲。

いつも本当に有難うございます。

優しく経験豊富な漢方の先輩と巡り会えた私は恵まれていると思います。

ありがたや〜(*^_^*)
posted by なつめ at 19:08| 日記

2017年11月04日

漢方でホルモンの乱れを整えたい

久しぶりに良いお天気!!

やっぱりお日様が出るとあたたかくて気持ちいいですね(*^_^*)

昨日は暑かったという声もちらほら・・・。

この3連休、岡山でも色々なイベントが開催されています。

Jugendo Daily Styleのお茶も岡山表町商店街で開催されている、中四国最大級の商業祭「大誓文払い」の中に参加しています♪

そして、今回は大誓文払いに「ストライプマルシェ」も入って賑わいが増していますよ〜!

皆さん、連休を思う存分楽しんでくださいね♪

土曜日お仕事の人は一緒に頑張りましょう!!(*^_^*)

さて、今月のリビング新聞の漢方Q&A(29/11/4号)の更新です。

はかせA.jpg

Q.漢方でホルモンの乱れを整えたい

 毎月、生理の前にイライラを強く感じ、頭痛があります。病院では月経前症候群と診断され、女性ホルモンのバランスが乱れていることが原因だと言われました。乱れを整えるのに適した漢方薬はあるでしょうか。(36歳、女性)

A.「未病を治す」漢方の貴重な効果も期待大

 月経前症候群は、排卵後の女性ホルモンの乱れが影響して、頭痛、頭重、イライラ、腹痛、眠気などさまざまな症状が出るものです。

 女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあり、両者の微妙なバランスが崩れると体調が乱れるのです。

 女性ホルモンのバランスの乱れは、月経前症候群、月経不順、無月経、月経痛、更年期障害のほか、子宮や卵巣の病気にもなりやすく、子宮がんや乳がんにも関係しているとされています。

 西洋医学ではホルモン補充療法で対応することがあります。しかし、漢方の効果も見逃すことはできません。

 女性ホルモンのバランスの乱れを漢方では瘀血(おけつ)の一種と考えます。当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桃仁(とうにん)など、駆瘀血(くおけつ)作用(瘀血をなくす作用)のある生薬(しょうやく)を中心に絶妙に組み合わされた漢方薬の中から、一人一人の体質と症状など全身状態に適したものを続けて飲むと良いのです。穏やかにホルモンバランスが整って、不快な症状がなくなっていきます。

 さらに、体調が改善された状態が続くと、「未病を治す」という漢方の効果も期待できます。これは現在では予防医学の考え方です。高齢社会の日本では、貴重な効果といえるでしょう。

 寿元堂薬局の経験でも、女性の病気には漢方が効果を表すことが多いものです。あなたも一度漢方を試してみるとよいでしょう。女性によく利用される代表的な漢方薬を幾つか紹介します。

◆当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 
 中国で2000年前に創られた薬です。元は妊婦の強い腹痛をはじめ、婦人のさまざまな腹痛を治すために使われました。長い時代の経験を重ねて、今では、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすい女性の病気に広く使われています。

◆加味逍遙散(かみしょうようさん)  加味逍遙散(かみしょうようさん)
 中国の明の時代に創られた薬です。婦人の神経症状を伴なうさまざまな病気に応用され、疲れやすく、頭重、目まい、不眠、イライラ、のぼせなどのある人に使われます。

 
◆桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)  
 これも紀元前後から使われてきた薬です。元は、おなかの中に塊のできる病気がある婦人の妊娠の異常に使われましたが、今では、比較的体力があり、肩凝り、頭重、目まい、のぼせなどのある女性の病気に広く使われます。

 このほかにも、女性の病気に使われる漢方薬はたくさんあります。専門家にご相談ください。

(北山進三)
posted by なつめ at 13:34| リビング新聞−漢方Q&A−

2017年10月28日

多汗症に使われる漢方薬

もうすぐハロウィン♪

街もハロウィンのディスプレイであふれていますね!

今年も岡山駅周辺は仮装を楽しむ人たちで賑わうのでしょうか(*^_^*)

さて、今週のリビング新聞の漢方よもやま話の更新です(29/10/28号)

866669.jpg

肌寒くなり自然と汗はかかなくなります。

しかし、通常汗をかかないような状況なのに汗をかいたり、暑いときでも人一倍流れるように汗をかく、いわゆる「多汗症」の人は年間を通して気を使うことでしょう。

多汗症には、神経質で精神的に興奮しやすい人やバセドー病、貧血、脳出血のときに起こりやすいとされる「全身性多汗症」と、首から上、手のひら、足の裏、脇の下などに多く汗をかく「局所性多汗症」があります。 

漢方では発汗部位のほか汗の出方も重要視し、「自汗」「無汗」「盗汗」「頭汗」などと区別されます。

肥満の人に多く、暑さや運動などに関係なくしきりに汗をかく自汗。

通常汗をかくときにかかない無汗。

体力・気力の衰えたときに多くみられ、眠ると汗をかき目覚めると止まる盗汗(寝汗のこと)。

首から上だけに汗が多い頭汗。 

一般的に多汗症に使われる漢方薬は、桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)や防已(ぼうい)黄耆湯、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)などがあります。

黄耆が含まれるものが多く、これは黄耆が強壮・止汗作用を持ち、皮膚表面の水分代謝の異常である水毒の改善を得意とするためです。

代謝が人より良いためと思われがちですが、心身が疲労しきって汗をかくこともあります。

時間はかかると思いますが、悩まれている人は専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

(北山 良和)
posted by なつめ at 16:12| リビング新聞−よもやま話−